1年目秋学期の振り返りと来学期へ向けて

最初の学期は、正直途中で息切れしてしまうのではと思うほどの忙しさでした。
慣れないケースディスカッション、膨大な量の宿題、日々のイベント。HBSのカリキュラムは1年目の必修科目(Required Curriculum)期間が特に忙しいと言われており、始まった瞬間の最大風速がまさか1学期間維持されることになるとは、覚悟はしていたとはいえ、いざ実感するとなかなかのものでした。

そんな最初の学期を振り返ってみて、自分が学んだことを一言に集約すると

コミュニケーションの基礎体力が上がった

ではないかと思います。
様々な側面がありますが、まずは単純に英語でのコミュニケーション能力。
高校1年生の頃1年間カナダに留学して以来、ListeningやSpeaking能力に関して「明らかに向上した!」と思う瞬間はこの15年間なかったのですが、ついにその瞬間がありました。
学期が始まって2〜3ヶ月経ってからでしょうか。クラスでの議論や飲みながらの日常会話をしている中で、「あ、なんか今までと違うレベルにいる」と感じるように。当然ですが、これは生活の全てを楽にします。クラスのための事前準備も緩和されれば、日々の会話もより楽しい。

最初の学期の目標は、「内側の基礎固め」でした。HBSのコミュニティーにより溶け込むために、プライベートでもとにかく異国の文化の中に自分を突っ込むことを意識しました。ケースを読む効率を上げる目的も余剰の時間を人との時間に投資するため。
学びという意味では遠回りかもしれませんが、コミュニケーションの基礎体力がつくと自然とそれが議論からの学びの多さにつながってくる。そんな好循環が理想だと信じて取った作戦ですが、60〜70%程度の成功はおさめたように感じます。

それに加えて100以上のケースを読む中で、ビジネスの単語や言い回し、考え方などの学びがありました。次の学期は今学期に培った基礎を踏まえて「外側へのアウトプット」をより意識したいと思っています。
まずサマーインターンへ向けたリクルーティング。米国の不動産業界でと考えているのですが、Permanent Work Authorizationがない海外国籍の学生には決して門戸が開けた業界ではなく、ネットワーキングも含めて積極的にやらねば、と思っています。
加えて、3月に控えたReal Estate Clubが主催するカンファレンス。GSD(HarvardのDesign School)との共同開催ですが、僕はHBS側のCo-chairをつとめているため、これも自分のキャリアにつなげるという意味では重要になってきます。

HBSの「内側」をより充実させながら、「外側」に目を向けた時間としていきたいです。