同級生との出会い – ASW (Admitted Student Welcome)

同級生との出会い – ASW (Admitted Student Welcome)

2018-04-16

先週の12日(木)・13日(金)と ASW(Admitted Student Welcome) に参加してきました。
合格した人たちが事前に集まって交流を深めよう、という会ですね。
キャンパス・ツアー、ランチ交流会、模擬授業、奨学金相談コーナーなど二日間丸々盛りだくさんな内容です。


天気に恵まれました!
ボストンという街も大学のキャンパスもとても美しいですね!
以前、キャンパスビジットした時は、空が曇っていたからか心が曇っていたからか、この素晴らしさにちゃんと気づいておらず(多分、冬以外)


学長からの挨拶です。
しゃべりがとても上手い。聞いているうちに、秋から始まる学校生活に引き込まれていくようです。
「HarvardはArrogant(傲慢な)印象を持たれていることもあるが・・・」と話していましたが、今まで僕の周りにはそういう人は1人もいませんでした。
高校時代、バンクーバーに留学していた時もそうでしたが、これからきっといろんなタイプの人に出会うのでしょうね。
自然体、自然体。


キャンパス・ツアーで学内を周ります。
食堂やラウンジ、世界一の蔵書数を誇るライブラリー(ビジネス・スクールの中で)、様々な施設が充実しているジムなど周りの人とおしゃべりしながら1時間ほどで見学。


ランチタイムは同級生とディスカッションをしながら食べます。
アメリカ人って本当に喋るの好きですね・・・ 早口でずっと話しています。
やはりゴリゴリ金融やVCなどのバックグランドの人の話題は聞き取りにくく、乗りにくく・・・ 逆にエンジニアの人とは妙に波長があったり。
この辺も乗り越えて行かねばですね。


ディナーパーティーも良い雰囲気のお店で。
飲み放題なのにクラフトビールが美味しい!
このような会を通して何人か気の合う友人を見つけることができました。
地に足のついた感じで輪を広げていけたらいいなと思います。


最後に、ケーススタディーの模擬授業体験をしました。
「シンガポールのホテルチェーンに勤めるマネージャーが抱える課題」についてみんなでディスカッションをするのですが・・・
正直、話題的には完全に自分の土俵です。
何と言っても、今、自分たちがもつホテルブランドをシンガポールに出そうと四苦八苦している最中。
事前に課題も配られていたので、話すこともバッチリ。

・・・のはずが、クラス全員がCNNキャスターx1.2倍速で話し続けるディスカッションから振り落とされないことだけで必死でした。
せっかくホテルの話題だし、一言だけでも話したい。
というか、この話題で話せなかったらファイナンスの授業での発言など絶対無理。

そんな矢先、教授が急に僕の方を振り向き、一言。
「Taito、君はこの業界のことをよく知っているよね。君のバックグラウンドと意見を紹介してくれないかな」

・・・!!!!!!

「日本で建築家をやっていて、今、自社のホテルチェーンの開発にも携わっています」

一同、驚きの声と拍手

「これがHBSの良さだよ。とても多様なバックグラウンドの人がここにはきていて、それぞれから学びがある」

まだ、何も意見を言えていないのにプレッシャー与えないでほしい・・・
結局、CNNキャスターx0.3倍速ほどの英語であまり気の利いていない発言をして終わりました。

しかし、こんな模擬授業でも教授が全員のバックグラウンドを調べているとは、驚きですね。

いや、驚いている場合ではない。
周りの発言のあまりの速さに自分もつられて舌がもつれる。
自然体、自然体、と言い聞かせても勝手につられるこの感じ。
止まったエスカレーターにそうと分かって乗っても、身体は違和感を感じざるを得ない、そんな変なもどかしさがあります。


打ちひしがれながらも、HBSの同級生とGSD(Harvardのデザインスクール)に通う先輩とレッドソックスのゲームを観戦してきました。

あー、楽しかった! (必死に現実を楽観視しようとしている)