Harvard Real Estate Weekend – カンファレンスを企画する経験

前回の記事でReal Estate Clubの活動について少し触れましたが、今学期前半最も時間を使ったことの一つがカンファレンスの準備です。

まだクラブに入りたての10月中旬頃だったでしょうか、「カンファレンスのCo-Chair(主催チームの代表者)やってみない?あまり時間取られない割にネットワークもできてROI高いよ」のようなノリで2年生から勧誘を受け、それならやってみるか、と引き受けたのがきっかけでした。
ここで真実を共有すると、時間取られないなどは全くの大嘘で、はっきり言ってかなり大変です。時間のコミットメントだけでなく、30名以上の業界の大物を呼んできてカンファレンスを開く訳ですから、心理的プレッシャーが大きい。

まずは、どんなカンファレンスであったか。サッとこちらのWebsiteをご覧ください→ Harvard Real Estate Weekend 2019
3月9日と10日の週末2日に渡って開催し、初日はGSD(Harvard Graduate School of Design)の会場で、2日目はHBSのキャンパスで行いました。

主催チームのメンバーは全員で20名程度、代表者はそれぞれHBSから2名、GSDから2名アサインされ、スピーカーやパネリストの招集、Websiteやチラシ作成、チケット販売などのマーケティング、当日のオペレーションなど全てのファンクションを統括することが主な仕事です。
呼んだスピーカーはNYCの元副市長から業界を代表する会社のCEOなど大物を含めて30名以上。当然、各担当者に責任分担をしましたが、全体の状況を把握するだけでかなりメンタルをもっていかれます。(そして、皆がタイムライン通りに動いてくれるなんて事態は起こらない・・・)

代表の4名は1週間〜2週間に1回程度のペースで顔を合わせて集まり、10月〜1月頃にかけては、カンファレンスや個々のパネルのテーマ、スピーカーへのアプローチ方法などを話し合い、1月〜3月はマーケティングや当日のロジの進捗状況や取りこぼしを細かく確認しました。
特に2月からは気が滅入るような数のメッセージが飛び交い、チーム全体が一気に活気を帯びていきました。

結果として450枚のチケットは全て売り切れ、参加者(スピーカーとオーディエンスの両方)からのフィードバックも非常にポジティヴなものが多く、成功をおさめたと言えると思います。

個人的に驚いたことはまずはHarvardのブランドネームの強さでしょうか。声をかけたスピーカーは基本的に非常に協力的(1 centも報酬を支払っていないのに!)で、企画の内容自体はほぼ思惑通りかそれ以上のものを実現できました。
また、僕自身米国の不動産業界に詳しい訳ではなかったため、企画の過程で業界全体のランドスケープを自然と体得できたことが大きな収穫です。

それでは、当日の様子を紹介します。

初日のGSDの会場。僕が呼んだSOM(米国で最大規模の建築設計事務所)のパートナーであるMustafa Abadan氏がNYCのHudson Yardsの設計プロセスについてプレゼン中です。

初日のオープニングの挨拶。緊張しました。

パネルは対話形式です。

2日目。HBSのKlarman Hallで。大スクリーンの迫力に多くの参加者が驚きの声を上げていました。

この日もパネルでは白熱した議論が交わされました。

ランチ&ネットワーキング。

主催チーム。この経験は一生忘れません。

Co-Chairの4人。企画するプロセスを通して強い絆ができました。