Morocco Trek – 砂漠から海まで自然の横断

春休み (3/16 – 23) はモロッコトレックへ参加しました。
モロッコはスペインに非常に近く、ヨーロッパの影響が色濃い国ですが、とは言っても僕にとって初めてのアフリカ大陸です。
参加人数は40人程度、HBSのトレックの中では小規模な方で、同時に開催されているコロンビアトレックはなんと300人を超える参加人数。あまり大きなトレックになるとどうしても自分のセクション同士で固まってしまいあまり他のセクションとの交流が広がらなかったりしますが、40人は比較的みんなと知り合いになることができ、輪を広げる上でちょうど良い人数だったかなと思います。

生徒が主催するトレックの良いところは、申し込んでお金さえ振り込んでしまえば、あとは何もしなくても完璧な旅程が出来上がっている点。アフリカ初心者の僕にとっては、授業やカンファレンス、リクルーティングで忙しい時期にこれで稼げた時間短縮は相当貴重でした。

写真を見ながら、旅程の概要を紹介します。

スタートはモロッコの主要都市マラケシュから。少し郊外で気球に乗ってモロッコの大地を空から見ました。全員で20人近く乗る大型の気球で空を浮遊しましたが、時々響くバーナーの音と同級生の歓声が果てしなく続く空と大地に吸い込まれるようで不思議な経験でした。

マラケシュの街のマーケットはとにかく巨大で迷路のように入り組んでいて、この街のエネルギーを感じることができます。

次は、マラケシュ郊外、山岳地帯の村をハイキングも兼ねて訪ねてきました。いやはや、こんな場所に人が住んでいるとは。人間の住居の原点を見ているような気分です。

モロッコ料理のクッキングレッスンをやりました。鶏肉のタジーンです。各テーブルの前にテレビがついていて、インストラクターの動きを追うことができるというハイテクの料理教室。タジーンどころか料理全般のスキルに全く自信がない僕ですが、目の前に与えられた材料を言われるがままに調理をしたところ驚くほど美味しいディナーができました。

その後は、いよいよ車に乗ってサハラ砂漠へ向かいます。走行時間だけで6時間を超える1日をかけたドライブです。モロッコというと砂漠というイメージがありますが、必ずしもそういうわけではなく、国の多くは海にも面しています。国を南北に走るアトラス山脈が海からの風を乾燥させ、その向こう側にある土地が砂漠となっていますが、マケラシュ→アトラス山脈→サハラ砂漠と車を走らせると緑が多い土地が岩に囲まれ、やがて砂漠となっていく景色の移り変わりに驚きます。

こちらが砂漠の真ん中に設置されたキャンプ。ここで一夜を過ごします。

サンドボードをしました。単にスノボで砂丘を下るだけなのですが、要領はボードと一緒です。100m近くある砂丘を一気に下りる経験は爽快でした。

ちなみにこの日の夜のキャンプでのパーティーがこの旅の中で最高の時間でした。酒が飲み放題で飲みすぎたのもありますが、上を見れば満天の星の中、周囲は暗闇の砂丘と静寂に囲まれ、音楽とダンスを楽しむ、これ以上に酒が美味くなる環境はありません。

しっかりラクダにも乗りました。この時、大分二日酔いです。

次に着いた都市はワルザザード。モロッコのハリウッドと呼ばれているほど、映画撮影で有名な土地でグラディエーターなどの映画が撮影された街です。映画博物館などを見て、そのまま一気に次の街、エッサウィラへ。海に面したリゾート地です。この日の走行時間およそ10時間以上。酒が残った身体には決して優しくありません。

途中で竜巻が。

こちらがエッサウィラの街並み。白い建物で作られた路地には観光客向け(+少しローカル)なマーケットが展開されています。2枚目の写真は昔の要塞の名残です。

銀細工で有名で工房の見学をしてきました。女性陣はしきりに土産を買ってましたが、僕は何も買わず。

泊まったホテルがゴルフリゾートだったため、勢いでハーフラウンド回ってしまいました。風が強かったですが、比較的整備も整った良いコース。一緒に回ったDanielは4歳の時からゴルフクラブを握っているらしいのですが、あまりにも上手すぎて引きました。

海に面している街なのですが、ラクダもいます。そのため、海をバックグラウンドにしながらラクダに乗っているこんな不思議な写真も撮れます。

マケラシュに戻る途中でワイナリーに寄りました。最近は日本にも結構モロッコワインが輸入されているのですよね。素晴らしいとまではいきませんが、なかなかのクオリティだったと思います。

全体写真です。後ろに見えるのはアルガンの樹(アルガンオイルで有名ですね)の上に登るヤギたち。最初見たときは「嘘だろ!?」と目を疑いますが、聞くところによると木の実を食べるため木登り術を身につけたのだとか。過酷な砂漠環境がヤギにここまでさせるのか。

マラケシュに戻り、最後の日のディナー。民族衣装を身につけながら。お土産でもらってしまいました。タジーンを食べすぎて、もうしばらくモロッコ料理食べたくない気分になっている中、トランジットのために寄ったマドリッドでの夕飯が信じられないほど美味しかったです。以下にマドリッドでの写真を数枚載せて終わります。