1st Semester 授業紹介:LEAD (Leadership and Organizational Behavior)

無事に全ての期末試験が終了し、1学期が終わりました!!!そして、今は嘘のように落ち着いた生活に戻っています。
今学期の振り返りや冬休みの予定など書きたいことはいろいろありますが、まずは遅れている更新を取り戻すべく授業紹介を続けます。

HBSの中でも名物授業と言われているのがこのLEADです。
授業の内容的には、一般的にLeadershipであったりOrganizational Behaviorと呼ばれている科目です。

マネージャーやCEOなど様々な立場において、リーダーとしていかに振る舞い、戦略を打ち出し、それを執行していくか。人間の心理的な要素と組み合わせながら、「自分ならどう行動するか」を頭の隅で常に考えながらケースを読みます。
自分がチームをマネージしてきた経験と照らし合わせながら、「あの時、こういう考え方をするべきだった」「言葉にできていなかった違和感は、こういうことだったのか」と、過去を振り返り反省する機会を得ることができました。

教授はまさかの29歳のアジア人女性。小柄ながら教室を動き回り抜群のファシリテート能力でディスカッションを進める、今学期の人気教授の一人です。写真は最後の授業で撮ったものですが、彼女の感謝のメッセージは多くの生徒の涙を誘うスピーチでした。

LEADで学んだことのエッセンスは以下の通りです。

状況をフレームワークに当てはめ、客観的に距離を取って分析することの重要性
仕事の中で困難に直面した時、目の前に突きつけられた問題に意識がのみこまれてしまうと、一歩引いて状況を冷静に捉えることが極端に難しくなってしまいます。リーダーシップとは型に当てはめるものではなく、かつ現実は多様で一律に分析できるものではない、という議論はもっともだと思います。ただ、一度だけでも良いので、立ち止まり、自分の中に積み上げたフレームワークをもって状況を俯瞰してみる、そのルーティンを身につけるだけで問題に対するアプローチの在り方は大きく変わってくるはず。

自分自身を理解しない限り、最適なリーダーシップは見つからない
30近いケースを読む中で、良し悪し含め様々なリーダシップの在り方を学びました。ただ言葉では分かっていても、もっとも重要なことはそのスタイルが自身のパーソナリティーの延長に位置しているか。そのためには、当たり前のことかもしれませんが、自分の価値観、強み弱みや好みを理解することが最初の一歩となります。人は新たなレベルへ成長し続ける必要がある一方、自身に無理を強いているリーダーには結局誰もついていかない。そのバランスをどこで見つけるか。重要な課題です。

最後は論理で決まらないことも
カリスマという言葉を良く聞きますが、成功の理由とはなかなかロジカルに説明できないこともあります。例えば、仕事に対して心から情熱をもっている人の言葉はそうでない人より説得力を持っている場合があります。その人が発する言葉の抑揚、表情などに現れているため、周りの人はその情熱に動かされる。天性的な素質の場合もありますし、後天的な場合もあるかもしれません。僕はリーダーとして振る舞う時、人と論理を超えて繋がることができるでしょうか。