MBA受験 (その3) GMAT

受験生、誰もが口を揃えて「もう2度と受けたくない」と話すGMAT。
はい、僕も同じです。

例えると「ビジネススクール用センター試験」です。
アメリカのトップスクールですと700点あれば最低限はクリアしていると言われますが、HBSのClass Profileを見ると、合格者スコアの中央値は730点(Class of 2019の時)。
ですので、730点以上あれば理想でしょうか。

また、TOEFLと異なりGMATには受験制限があり、16日に1回、1年に5回、生涯で8回しか受けることができません。(2018年現在)
ただし、TOEFLのスコア有効期間が2年間に対し、GMATは5年間。
勉強に必要な密度から考えても、GMATは前倒しできればできるほど、受験プロセスに余裕がでます。
(人生、そんなにうまくいかない。分かります。)
僕は受験前年の6月に第1回を受け、次に9月に受験した750点を最終スコアとしました。

予備校に通うメリット

僕は濱口塾という予備校に通っていました。
予備校とは言っても、演習問題などの教材は全てオンラインで配られ、講義(全てでる必要なし)もSkypeから参加することができます。
勉強の場所・時間の制約の少なさに魅かれ、決めました。

個人的には正解だったと思っています!
理詰めで解答を絞り込んでいく思考プロセスは、理系出身者としてはフィットしました。
演習問題もたくさんもらえるので、自分で勉強の密度もコントロールできたのも◎

解答時間がとても足りない

この試験を一言で表すなら、これ!
特にVerbalは日本人にとって致命的な時間制限です。
そのため、短期間で勉強の密度をあげて、解答のスピード感に慣れることがコツかと。
オンラインで本番に似た練習問題 (GMAT Prep) を2回分受験できるので、これは絶対活用です。

以下、4つのセクションをそれぞれみていきます。
本番の試験は 4→1 の順番です)

1. Verbal

大きく分けて3つのタイプの問題があります。

SC (Sentence Correction)
意味・文法的に最も妥当な選択肢を選ぶ問題。
解答時間当たりの得点期待値が最も高い問題です。
問題を繰り返し問いて、気をつけるべき点や間違いやすいパターンをメモに書いて蓄積していきました。
濱口塾の効果が最も発揮されたセクションでもあります。

CR (Critical Reasoning)
与えられた命題や状況に対して、最も理論的に筋が通る選択肢を選ぶ問題。
いくつかのロジカルパターンに分類することができるため、演習問題を繰り返してくと正解を導くプロセスが少しずつ分かってきます。
また、タイムマネジメントの観点からすると、ある1問で泥沼にハマると試験全体が崩壊するリスクが・・・!
許容時間をオーバーしたら切って、すぐに次の問題に心を切り替えましょう。難しいですけど。

RC (Reading Comprehension)
文章の読解問題。TOEFLのReadingに近い。
ただし題材が多岐に渡り、「女性労働史」や「黒人差別問題」、「アメリカの民族運動」など、あまり馴染みのないトピックが出て冷や汗が出ることも・・・
理系の道を歩んできた僕にとって、「細胞の分化システム」とか「宇宙における新たな粒子の発見」とかの方がはるかに難易度低かった。

2. Math (Quantitative)

数学。
得点の稼ぎどころ!(特に理系人間)
満点の51点もしくは50点は狙いたい。
問題自体は難しくないですが、なめてかかると時間が驚くほど足りなくなることも。
GMAP Prepなどの演習問題で時間以内に解き切る感覚を身につけるべき。
あと、数学用語が分からなかったりするので、これは別にメモを作っていました。

3. IR (Integrated Reasoning)

数学 + VerbalのCritical Reasoning(ロジック問題)の融合問題。
現時点ではこのセクションの得点は(特にHBSでは)合否に大きく影響を与えないと噂されていますが、学校にレポートはする以上高いに越したことはないです。
Mathと同じで問題の難易度はそこまで難しくないですが、全問解こうとすると絶望的に時間が足りない。
時間がかかりそうな問題は戦略的に即捨てていました。

4. AWA (Analytical Writing Assessment)

TOEFLのWriting + VerbalのCritical Reasoning(ロジック問題)の融合問題。
Templateの活用が非常に有効。と、いうか、活用しないと無理。
文章を書く技術に関しては、TOEFLのWritingで鍛えられた文章力で十分対応できます。
濱口塾で教えてもらったTemplateを用いて、週末毎に1回練習する、くらいのペースで取り組んでいました。