MBA受験 (その1) スケジュール

MBA受験 (その1) スケジュール

2018-01-16

MBAの受験って何するの?
MBA受験したいのだけど、どんなプロセス?

という方のために、何回かに分けて個人的な体験を共有していこうと思います。
まず、最初は全体のスケジュールから。

全体を通したコツ

・できることからとにかく前倒しで!
受験を決意したタイミングが早かったことが幸いし、TOEFL、GMAT、キャンパス訪問など、極力前倒しでやることができました。
TOEFLとGMATを平行させるのもキツイですし、そこにエッセイ、推薦状が重なってきたら、自分のキャパ的に無理!と判断しました。

・自分の成長を楽しむ
なんでこんな辛いことやってるんだっけ?と疑問が湧くことが多々あります。
そんな時、少しずつ英語が上達して、エッセイの文章が上手くなり、インタビューに小慣れていく自分の成長を見つめて、気分を和らげていました。

・人のネットワークを広げる
MBA受験は情報戦でもあります。
建築の業界出身ということもあり、最初は周りにMBAについて相談できる人がほとんどいませんでした。
まずは1人。そこから2人。生の情報をもつ人との会話が大事です。

MBA受験スケジュールの例

2015年4月頃
テニスのガットを張り替えている待ち時間に、カフェでMBAの受験を決意。
2018年秋入学へ向けてリサーチ開始。
最初は周りにMBAのことを知っている人がほとんどいなくて困る。

2016年1月
WEB TOEFLというオンライン教材でTOEFL Writing対策を開始。
家で自分のペースで勉強できて楽。コツをつかむ。

2016年2月
E4TGという塾でTOEFL Speaking対策。
毎朝、PCの前で独り言を話す日々。少しだけSpeakingの点数が上がる。

2016年3月
TOEFL 110点獲得
直後に濱口塾に申し込みGMATの勉強を開始する。最初はスローペースで。

2016年4月〜5月
転職の合間の有休を使い、世界のビジネス・スクールを見て回ることに。
百聞は一見に如かず。
地球を東に向けて回っていく。
UC Berkeley, Stanford, Chicago, Kellogg, U Penn, Harvard, MIT, NYU, Columbia, INSEAD, Oxford, Cambridge, LBSの13校。
途中、過密スケジュールに諦めかけるが、なんとか回りきる。

2016年5月
ここからGMATの勉強、本格始動。
解答時間の短さに絶望する。
Verbalは言わずもがな。Mathも満点狙いだと、結構キツイ・・・

2016年6月
GMAT 1回目 710点獲得
少し安心。迷うが、再度の受験を決意。730欲しい。

2016年9月
GMAT 2回目 750点(最終スコア)獲得
(Verbal 40, Quantitative 50, Analytical Writing 6.0, Integrated Reasoning 5)
試験直後、結果が出たPCの前でガッツポーズをする。

2017年1月
TOEFL 112点(最終スコア)獲得
(Reading 30, Listening 30, Speaking 23, Writing 29)
完全に日本人的スコア配分。Speaking 23だけど、まあ良しとする。

2017年2月
受験カウンセラー探し
Ed, Vince, Jeffに直接会い、Jessica、Johnなども候補に考える。
実績、ネットワークの強さ、息子さんと中高の出身校が同じ、という理由でEdに決定。

2017年3月
エッセイの骨組みとなる質問に対して、ブレストを開始。
“Why MBA?”(なぜMBAを取得したいか)、”What matters most to you?”(あなたが最も大切とするものは何か)など

2017年5月末
フルブライト奨学金のオンラインフォームを提出

2017年6月
CBS(Columbia Business School)のエッセイ課題などが公開。
エッセイ、推薦状、その他細かな質問に対して準備を開始。

2017年7月
初旬にCBSへアプリケーション提出。
下旬にインタビューを実施し、すぐに合格通知をもらう。
その後、1ヶ月ほど悩み、HBS(Harvard Business School)のみ1st Roundで提出することを決める。

7月末にはフルブライトの本申請書類を提出する。(その後、8月に落選の通知)

2017年9月
1st RoundでHBSにアプリケーションを提出。
1ヶ月後にインタビューへの招待をもらう。

2017年10月〜11月
ひたすらインタビュー練習。コンサルタントはEd (3回), Jessica (3回), Vince (1回)と。
その他、同期の受験生4人と計10回強、1on1 Lessonを行う。
この4人とはとても仲良くなる。

2017年11月末
HBSインタビュー完了。
直後のReflection Letterをその日中に送り、解放されてワインを飲む。

2017年12月
HBSから合格通知をもらう。
出張中、バンコクの空港で1人喜ぶ。